2013年8月18日日曜日

建築士に建築申請頼みまして


さて、パン屋の方はどうなっているのかというと、建築申請を依頼し始めました。

タイトルも漢字がたくさん使用されて固いイメージがあると思いますが、まったくそのとおりなのです。

平面図、断面図、立面図などデザインが決まったところで、1級建築士の方に、役所に申請するための図面を書いていただかなくてはなりません。

私は、あくまで学生の立場でしか図面を書くことができないので、ここはプロの力を借りるしかありません。

素晴らしいことに、お隣さんが工務店という奇跡に引き続き、3軒隣は1級建築士事務所という奇跡です。

さっそく、父と工務店さんと私で頼みに行きます。
とっても楽しそうに快諾。ほっと一安心しました。

ここからは、大学4年間で学んだこと以上の知識が目の前で繰り広げられるため、話を聞き洩らさないよう必死です。
課題というものは現実を想定しつつも、やはり机上の空論のひとつだなと痛感しました。

デザイン上は窓が6つだけれど、法律上7つなければ排煙が出来ない計算になる。
さらに高さは、最高高さから800mm以内でなければならない。
採光が取れる窓が少ないから、勝手口も窓とみなせるようにしよう。
などなど、法律との兼ね合いでどんどんデザインが変わっていきます。

用途地域上、決まりごとが厳しいところがあるため、妥協点がたくさんあり、どうしようかその場で決められないことがたくさんありました。

数回に分けてデザインを直していき、詳細まで表現された図面が次々に出来上がってきました。

これが実際に書いていただいた平面図になります。
感想として、1番初めに密度が濃いな、と感じました。
ザ・学生の意見と言われても仕方ないですね。
しかし、プロになるにはこのくらいの実力をつけないといけないんだ、と自信を奮起させるいい機会となりました。





このような過程を経て、現在建築申請が下りてくるのをまっている状況です。
これが終わればいよいよ着工に向けて動き出します。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿