2013年9月25日水曜日

ひとまず基礎が出来上がりまして

百聞は一見にしかずということで、まずは写真を見て頂きたいと思います!


 
 


 
 
ざっと見て頂きましたが、いかがでしたでしょうか。(PCの不調なのかキャプションがなくて申し訳ありません。)
基礎工事が始まって、2週間でここまで完成しました。普段現場にいる方にとっては当たり前なのかもしれませんが、現場というものに初めて出くわした私は、早い!と感じてしまいました。
 
7枚目の写真は、父と現場のおじさん達との談笑の1コマです。おじさん達はとても元気です。
お話しすることが大好きなようで、時々すごい笑い声が聞こえてきます。
私も最近、設計者として認識していただけるようになり、顔を見せると「お疲れ様~っす。」とお声をかけて頂けるようになりました。
 
さらに、普段、早くても10時起床だった私の生活が、8時半から始まる工事のおかげで、健康的なサイクルに変貌をとげていました。東に昇る太陽を見たのは何か月ぶりだったでしょうか。気持ちがいいものです。
 
さて、次回は木工事についてお話ししたいと思います。
 


2013年9月12日木曜日

母がホットプレート買いまして

4月、未だデザイン決定に奔走していた時の話です。

パン屋を始めるにあたって母が取った行動があります。

ホットプレートを買ったことです。


我が家にはホットプレートが長年ありませんでした。
生まれた時からなかったので22年は少なくともありませんでした。

自宅で、お好み焼きをしたり、焼き肉をやいたり、みんなで何かを囲んで食べるという習慣がありませんでした。
カセットコンロと鍋も3年ほど前に初めて購入したというくらい、同じ釜の飯を食う文化は我が家にはなかったのです。

鍋を買ったのだから、ホットプレートも欲しい。

それは母がよく言っていたセリフです。
個人的には、そこに投資しなくてもいいんじゃないかと思っていたので、あまり乗り気ではありませんでした。

しかし、今回母の中では、今が買い時だったようです。
パン屋を建て、自営業になるということは、簡単に外食できなくなると考えたのでしょう。

「もう外で焼き肉は食べられないから、家でホットプレートを使って食べるの。」

そういう理由で今年4月、我が家に初のホットプレートがやってきました。
とりあえずでかいな。
それが、初めて対面した時の感想です。


初めてホットプレートを使い食事をする日。
私は焼き肉かな、お好み焼きかなと小学生のように夕飯を楽しみに帰宅しました。
初めての経験はいくつになっても心躍るものがあります。

ダイニングに行くと、ジューといった音が聞こえます。
焼き肉だったのかとダイニングに入っていくと、


そこには大量の茶色い焼きそばが拡げられていました。


えー・・・・・。

外食が出来なくなるから買ったんじゃないの。
なんか初ホットプレートが焼きそばってなんか違う。

内心複雑な気持ちでした。

「試運転だからいいの、いいの。」

母は言います。
いいけど、楽しみにしてきた自分が恥ずかしいなあ。
そんなことを思う1日となりました。

余談ではありますが、後日きちんと焼き肉をホットプレートで食べることが出来ました。



皆で土地を鎮めまして

タイトルを見ると、何か宗教でも始めたのかと思われるかと思いますが、なんてことはない、地鎮祭を執り行いました。

いよいよ実際に建物を建てる作業に取り掛かるのだと思うと本当に緊張します。

地鎮祭は8月某日の朝10時から始まるという事でした。
場所は自宅の目の前だから、9時に起床して間に合う。
そう思っていましたが、予定より10分遅れて起床です。
しかしまだ時間はある大丈夫だ、どれ準備でもはじめようかと思ったところ、

「早くしなさい!あなた待ちなんだから!」

母の怒声が声が聞こえてきました。
予定より20分も早く始まるなんて、想定外でした。
大学生にもなって恥ずかしいったらありゃしないとはこのことです。

そして、現場に行くと、そこには地鎮祭専用の準備が整えられていました。
ほら貝を持った和尚様がいつでもこいと言わんばかりのオーラを放っていらっしゃいました。

慌てて席に着くと、眠気覚ましにはちょうどいい大音量でほら貝の音色が響き渡ります。
近所の方々も通りを歩きながら、こちらの様子をうかがっていました。
確かに、突然地鎮祭が始まったら驚くに決まっています。

無事に工事が終わるよう、私もしっかり祈ります。

地鎮祭が始まる様子
















次は、植栽も今回移動したり、処分したりしますので、そのお祓いも行います。
こんなこともあるとわかっていたなら、事前に蜘蛛の巣を取り除いておいたのにと悔やまれるほどの蜘蛛の巣が植栽には貼り巡っていました。

そんな植栽の間を、颯爽と突き進む和尚様にプロ意識を感じました。
家族はただ見ていることしかできませんでした。

その様子がこちら















事故などが起きず、無事完成できますように。
和尚様ありがとうございました。